
- 著者:田中正敬・専修大学関東大震災史研究会編
- 出版社:日本経済評論社
- 刊行年:2012年
- 概要
- 習志野収容所周辺での虐殺事件を、文献や聞き取り調査で丹念に掘り起こし解明し、犠牲者の追悼を続けている「千葉県における関東大震災と朝鮮人犠牲者追悼・調査実行委員会」。事件の詳細と解明過程、関係者の心情伝わるフィールドワークと活動の歴史に学ぶ。
- 目次
- 第一部 調査者とともにたどる関東大震災朝鮮人虐殺の地域
- 第1章 船橋市馬込霊園・船橋無線塔記念碑を歩く
- 第2章 八千代市高津・大和田新田・萱田を歩く
- 第3章 「軍郷」習志野を歩く
- 補 記 第一部の理解を深めるために
- 第二部 千葉県における関東大震災朝鮮人犠牲者追悼・調査実行委員会のあゆみ
- 第4章 関東大震災朝鮮人虐殺研究の二つの流れについて
- 第5章 実行委員会の活動1―『いわれなく殺された人びと』刊行まで
- 第6章 実行委員会の活動2―遺骨の発掘と慰霊碑建立
- 第三部 聞き書き記録
- 第7章 実行委員会への聞き書き
- 第8章 船橋市馬込霊園の追悼についての聞き書き