- 著者:朝鮮大学校朝鮮問題研究センター
- 出版社:八月書館
- 刊行年:2023年
- 概要
- 関東大震災時の朝鮮人虐殺問題を、「歴史的背景」「虐殺の発生とその責任」「犠牲者と生存者」「今日まで続く虐殺の隠ぺい」「犠牲者の追悼」「課題――今、何が求められているのか」の6つの視点から、15のQ&Aを通して詳細に分析する。
- 目次
- はじめに
- Q1 朝鮮人虐殺と侵略・植民地支配との関係は?──虐殺した側の歴史
- Q2 関東大震災当時、なぜ朝鮮人は日本にいたの?──虐殺された側の歴史
- Q3 朝鮮人に対する大虐殺はどのように始まったの?──戒厳令と流言の国家責任
- Q4 各地での虐殺はどのように展開されたの?──虐殺と民衆責任
- Q5 中国人と一部日本人への虐殺はどのように発生したの?
- Q6 どれほどの朝鮮人が犠牲になったの?
- Q7 朝鮮人はどのような体験をしたの?
- Q8 生存者や遺族はどんな苦しみを抱えてきたの?
- Q9 虐殺はどのように隠ぺいされてきたの?
- Q10 最近、「虐殺ではなかった」という主張があるの?
- Q11 虐殺が起こった地方自治体でも歴史の否定が進んでいるって本当?
- Q12 虐殺後、追悼はどうなされてきたの?
- Q13 植民地解放後の追悼はどうなされてきたの?
- Q14 世界で過去清算はどのように問われてきたの?──朝鮮人虐殺と国際法
- Q15 日本が果たすべき虐殺の責任とは何なの?──被害当事者の訴え
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